私意素撒

続くかなぁ・・・

【ネタバレ】キルラキル

ちょうど今日、ニコ動で最終話を視聴しました。おそらく『キルラキル』を観た人なら誰もが思っているような感想かと思いますが、書いていきたいと思います。

 

正直なところ、『キルラキル』は前情報では一切注目していませんでした。多くの人がそうなんじゃないかと思います。ニコ動のランキングをチェックしていたところ、第1話がカテゴリーランキングのトップに入っていたのを見て、あまり期待せずに視聴したのを覚えていますw そうしたらもう、あっという間に引き込まれました。あんなに早い24分は久しぶりでしたね。視聴し終わってすぐにもう一周しました。まさに「怒涛」と言っていい展開の早さ、ギャグとシリアスを程よく混ぜ込んだテンポの良い会話、いたるところに詰め込まれた小ネタ。ラノベ原作の作品とかだと、原作に合わせていく必要がある面、第1話のテンポはまったりしがちのものが多くて、なんだか観る気が失せてしまうことが、ままあります。その点、この『キルラキル』は、第1話に全力を注いだ感じがすごいです。全体を見てもやはり一番好きなのは第1話でした。

 

もうひとつキルラキルの特色(?)として好きなのが、主要キャラの多くを序盤に見せており、尚且つその目的が一貫しているところ。要するに、どこから見ても大筋の話の流れは同じなんですね。実はリアルの都合で、4話~7話(8話だったかもしれない)を観ることができなくて、間を抜かして視聴した後、一挙生放送で間(と12話まで)を視聴したんです。それでも、どうなってるのか全然わからないということがなくて、しばらく見ればどういう状況なのかが分かったんです。本当に驚きでした。

 

終盤に明示されたテーマの一つとして、「なんだか分からない」がありました。OP2のサビ部分の歌詞にも入っていましたね。本当にその通りだと思いました。「なんだか分からない」でも、「なんだか分かってしまってる」んです。矛盾してますがw いわゆる「考えるな、感じろ」っていうアレですねw おそらくアニメーションとして明確な技術があるんでしょう。考えなくても伝わる演出というものが。「なんだか分からない熱さ」がこみ上げてくる。本当にそんな作品でした。

 

 

 

あと……

最終話の皐月様の私服姿と恥ずかしがってる様子に不覚にも萌えましたw